AKESUKE SUNSET Lv.9

LOVEを多用すなDEATHがよ

不透明雑誌休刊号

 

 

4月-5月の雑記。

人間に戻ったのは5月の中旬頃だったと記憶しています。

 

 

どうだって飯田橋

 

韓国アイドルの話を楽しくしていた友人が、急に怖い顔しながら「今回の髪型はほんと嫌いだったけど〜」と口走り、その瞬間「え?嫌い、とまでいう?一番好きというメンバーでない上に、嫌悪感情まで動く?」など慌てふためいた。が、多分そこまで、嫌いという言葉にこそ意味はないし、あむあむ

 

 

 

自分より前にいた人が改札を通った時、表示された残額が28460円だった。慄いてその人のことを見ないようにしたけど別に見てもよかった。

 

 

 

CCB顔負けのピン毛にしてた時の方が全てにおいて調子良かったのはでないかと錯覚し始める。絶対そんなことない。けど、黒髪うんこ薄茶になってる今、街ゆくハイトーンの女の子をみてはハゥアウと呻いたり。髪質的にブリーチできないよお前、を言い渡されてるので二度と全頭で抜けないけれどなんか、あのー顔が無理。体も無理。この顔で人前に出ているという事実にたまに正気?と白目剥いたりしてるけど、マスク以前の生活、どうしていたのか思い出せない。ボチャっとしてる。何着ても誤魔化してもボチャっとしていて格好がつかない。卑下ネタいい加減にせよ耳にタコ的なことを思われましても、卑下笑これが卑下に収まってあなたの耳に届いてるならまだいいですが笑 みたいな最悪な半笑いする羽目になってるウッウッーーー

 

 

 

私も私のことが大嫌いだしあなたもそれで結構です

 

 

 

真っ当なことをいうひとがたくさんいる環境の中で生活してると、自分もそのグループに属していてそこの最下位になってる自覚があった。が、そもそも属してないし圏外も甚だしいし元よりこの環境を望んでないし笑ってたけど全然面白くないからはやくみんな死んでくれと思っちゃうナリよコロ助頭が悪いナリ

 

 

 

満を辞してこれがこうだ〜!と言い伝えた言葉では自分の機嫌が取れない。お前はお前のクローンのような人間を探して、ただそれを愛していたいだけ、とどのつまり自分のことが大好きなだけ。だそうです。喉の奥に引っかかった骨みたいに、いつまでもこの言葉を思い出してしまいます。図星だったらマズイな。あんた、半年前に、人の親になったそうな。プラスチックの箱に軟禁されたメリー号に見られる最中、アンアンいってた気狂いさはどこ行っちゃったって言うのだ。中途半端にパパ。親し過ぎる友人は、名前が付く関係にならないと帰ってきてくれなくなる法則でもあるのか。

 

 

 

人間以外の生きとし生けるものたち。きみたちのことがすきだ。いつもありがとう。以前まで、人の言葉に限界を感じたら油壺に訪れていたのに今はもう楽園も消えてしまった。三浦に行きたい。あの、動物番組の、声優やら芸能人が動物の吹き替えをやるあれが、嫌悪。あれ、やる意図というか、誰がどういう得をしているのだろうか。ハァ〜もう僕眠くなっちゃった💤ご主人、まだ帰ってこないのかなァ〜?🐶じゃねえんだよ。言ってねえから。犬、言ってないのよ一言も。あいつら、ワンだし猫はナァだろうが。鳥はピーヒョロだし猿はーーーッだよ。言葉を交わし合えない動物にまで人間のエゴを通そうとするのやめてくれ怖、怖いから。知ってる言葉で話さないから、彼らは彼らで私たちは私たちなのに。坂🐈忍の動物番組を熱心に視聴する動物愛好家が怖い。どうかそのままでいてください。きっと私も愛好家からしたら怖い。謝っとくかとりあえず。ガラパゴスの岩になるまで。

 

 

 

 

ラーメン食ってたら隣の良い身なりした老父婦のジジイの方が結構な声の大きさで「これだったら日高屋でいいじゃねえか」と言った。それはないだろ馬鹿舌貴族がと思ったけど、あ、そう日高屋、なるほどな。声には出さないものの何分か前に「一蘭でいいな」と思っていたので何だかこのジジイを責められない気持ちになる。一呼吸置いてババアが「口に出して何になるの」とピシャリ。私は目を丸くして残りの汁を吸うなどした。ジジイにはジジイの、ババアにはババアの。人には人の乳酸菌。

 

 

 

都内、人増え過ぎてないか。高度な技術を用いないと歩けないレベルになってる。本当に。表参道だとかを肩で風切って歩いてる男、嘘つきがよ、と、心の中で舌を出してる。

 

 

 

また会えたねバオバブ

 

 

 

本当お願い、本当10分だけ。10分だけカラオケ付き合って!と、ナンパを試みる人がいた。本当に1曲だけ歌って、ありがとう!とか言って部屋出てったら相当好きになっちゃうよ。

 

 

 

真剣な顔つきで人の話を聞く。あ、蚊だ。対面相手の右頬下に張り付いて血を吸っている。手で払ってあげたり、蚊がいるよ、と伝えてあげたら良かったのだろうけど、チュウチュウ(この擬音絶対に正しくない)と血を吸い上げられる様を見届けてしまった。会話の内容は一ミリも耳に届かない。大きく頷いたけれど、私は目の端で蚊の姿しかとらえていなかった。家に帰って、もしくは翌朝、あれ?なんか痒いぞ、ということに気付きポリポリ皮膚を擦るのか。何故ピンポイントで頬に、などと考えながら、ポリポリ。この人は鏡越しに自分の赤く腫れた皮膚を確認して、人差し指を上下する。その時に私のことを思い出してくれたらラッキー。蚊も生きながらえてラッキー。不憫なのはあなただけ。とても可愛い。

 

 

 

みんな好きになっちゃう女の子がいる。みんな好きになっちゃう女の子のことが好きな男の子と、その子の可愛いところについて話していると必ずよく笑ってくれるっていう。なんでよく笑って"くれてる"ことにまで気付いているのに"くれてる"意味まではわからないんだ。「今日何してたのって聞いたら、ろくろ回してたんだって。やっぱ可愛いわ」らしい。ひょっとして終わってるバカか?と思わず手を止めたが、バカになることの爽快感と焦燥感を求めて人は人を好きになっているかもしれないから何も言わないことにした。その子が、母校でもない小学校の下駄箱の中に綺麗な石置いて回ってた〜って言っても同じこと思って欲しい。名前だろまず。名前がいいんだよ好きな人って。

 

 

 

本当に1月から5月の記憶がほぼ無いにひとしくて、振り返ろうとしても労働以外誰と会って何をしてたのかぼやぼや。Twitter遡っても、終電時の遅延を対する憎悪と、会社に対する罵詈雑言と、自分に対する嘆き躁鬱etcで何だこいつとなり。え、これいつの話?っていう出来事があったりして、脳死って本当にあるっぽい。もう一年の半分が終わってしまうんだってさ。ヒュウ〜取り戻せないことを戒めないとそろそろ本当にまずい。

 

 

 

西荻窪、家賃高くてIHで収納狭すぎて風呂トイレ一緒なの終わっとる。洗面台一緒でいいからトイレだけは別であってくれ。個室で1時間過ごす余白はくれ。

 

 

2泊もしたはずの大阪、ホテルの鍵無くした代わりにコンドーム手に入れた一瞬の出来事でしかなかった。

 

 

自己愛性パ症、もう瞳が交差しただけでもわかるようになってきてる気がするくそくらえでございます。

 

 

 

こんな青春風景ある?ってくらいの群青劇が駅のホームから電車降りるまでの数十分で繰り広げられていて、誰か見てー!ねえ見てー!うっすい感性で舞台の脚本家やってる坂元裕二の二番煎じ野郎とかこれ見てー!書きなよー!シーンを閉じ込めちゃいなよー!ってね。向かいのホームの人が言ってました。

 

 

 

私が住んでる土地は、イカれた高齢者が密かに暮らしを謳歌している。デカイトラクターで駅そばの細道をタバコ蒸しながら片手運転で走るジジイ。アパートの一部屋を指差しながらその場に10分以上居座るジジイ。今日は、半袖半ズボンのサンバイザーつけたジジイが、裸のゴルフクラブ(アイアン)を左手に一本こさえて妙な速度で歩いてた。いつかに畑の一角で見つかった生首、あれはなんだったんだろう。いまは、スケートボードの小屋みたいなのが上書きするように事故現場の上に立っている。お茶目な街だ。早く去りたい。

 

 

 

XジャパンのバンドTシャツ着た人が、ホルンの練習してて、この光景を見れただけでいい土曜日だった。

 

 

 

キスマークついてるじゃないですかって首元指さされながら言われたから、反射で、見るな!と返したけど、ついてねえよ。つけられることしてないんだからあんま適当なことばかり言ってるとお前、ちょっと、顔が可愛いな。顔が。顔が可愛い〜となんでもよくなってくる。

 

 

 

衝動抱擁ハイタッチの何が悪いのかぐうの音も出ないくらい論破されたらそこから考えることにしていますが十数年たった

 

 

 

ちょっと夜帰ってくるのが早くなって毎日適量食って運動してたら少し体重落ちたという事実だけで平静を。保つのが難しい。友人はケツから油出してるらしいし。私はまだケツから油出す勇気ない。

 

 

 

昨年5月から続いてた治験が先日終わりを迎え、この街にももう来ることはないのだろうなと思い寄った喫茶店がすばらであった。寂しい気持ちと、用がないと来ない場所に、好きなものが存在しているこそばゆさ。

 

 

 

コンビニのゴミ箱前に立てかけてあった誰かのキックボード。乗って帰りたい。野生のキックボードじゃないのあれは。飼いキックボードなのあれは。

 

 

太陽大勝利の晴れの日。信号待ち。そりゃ口笛だって吹く。茶封筒に入った現金一万円でまだまだ気分が高揚する。普段持ってないステップとかを編み出して。電池切れに怯える隙もなく、すかさず曲を切り替える。知らない変な建物の刺さりそうな先っちょをみて、ニヤついて帰る。にちようびがこの世を回しているんだな。

 

 

 

休日5秒くらいで終わっちゃうんですよねwって言ってる社員。友達にはならねえなと思った。

 

 

 

現状、見たい映画は994本あるからこの先もずっと忙しい。時間計算したら人生ひとりでいなきゃ事たりない。

 

 

 

月曜日からこの時間に帰宅して、気圧やら体調の悪さやらで参っているのに、輪をかけてキシェー仕事の連絡が来たりする。もうやってられなくて、やってられなくて。全部面倒。全部人ごと。全部知らんがな。頼むからもう、隕石を落としてやる。

 

 

 

私は君を見て、君は私を見てくれてありがとう。この言葉を同じ感覚で捉え、現世に書き残していた人がいたなんて。グランブルー。あの頃からずっと愛のある映像。その人はうつ病で自殺しちゃったけど。忘れることなんてない一生。

 

 

 

幸薄いのが許されるのって可愛い女だけ。草履の裏、もしくは味しらべみたいな顔してるやつが幸薄かったらそれはもうウザイしだるいしあっち行ってよ、なので撤回してください。

 

 

視界に入れたら終わる!誤魔化し、効かず!必死に口だけを動かしてみたはいいものの、お前めちゃくちゃ気持ち悪いけど大丈夫か?と私を心配する私が斜め上から肘をついてくる。本当は全然違う話がしたかった。今日のことは何も言いたくなかった。めちゃくちゃ木の匂いがする、と発せられたことだけ分かって、あの、そうです、本当は土とかを塗りたくって生きれたらいいのですが、的なことを言った気がする。んなわけあるか。もっと、あるだろうよ気の利いた返答が。イボイノシシかよ。ダサくて泣きたくて、ボサボサの黒髪を通り越した遠い遠い緑を凝視するほかなかった。どうして、どうでもいいことだけはするすると口から滑り落ちるのに。逃げるように我に帰って、その後の聞いたつよがりの「広い夜空は誰のもの?私のものでしょ ねえ神様」という一瞬に、ギタギタにされたのでした。南無三。

 

 

 

 

 

次回は6月のことだけを記しておきたい。億劫になって何もかも辞め始める可能性があるから。