6月のこと
私のいう散歩はひとり以上だと散歩にならないのかもしれない。あの街のあの坂、西日、屋根、給水塔、色、頭にぼんやり残り続ける景色があってうれしい。
ポケモンも生き物クイズも負けてたまるかと思い大人気なくWikipedia使う本物のモンスターが横を通りますよっと。
おにぎりを握る本を読んでいる。洋食を食べながら。おにぎりを握りたくなる。ナポリタンを啜りながら。
ランボー怒りのパワーサプライ購入(2万)
バラ色の人生、いい響き。一つもそぐわなくて簡単に惹かれてしまう。全部本心でなくとも、嘘はついていないから、辛辣な目をしないでよ。
人の形した理想みたいな人が、今だにバイトしながら音楽やってると告げるものだからたまげた。今年は奈良で年を越す計画を立てようか。勝手に結んだ約束を果たす。ずっと先の緑を凝視して凌いだ言葉を、あるべきところに収めるために。
牛蛙の鳴き声がそこかしこに、必要な分だけの街灯の道、肺いっぱいに稲穂と草木の空気を詰め込んで、家はどこだっただろう。
馬のことすきなのに馬刺し食うから、馬刺し食うのが好きだから馬のことがすきなのかと、思ってるわけないのに、そういう、思ってるのかもっていう、そういう、本当は全部わかってるくせに、カマトトぶらないと人と喋れないのかてめえは。
知らんうちに出来た痣が一生治らないけど激ピンクの短パンとか買った。パー子じゃなくて夫の方。
Amazonプライムの恋愛リアリティショーの広告が流れる度に、あからさまな罵詈が口から飛び出る。リアリティショーじゃない人生歩んでるのか貴様らは。
動物園か水族館か海かなるべく、なるべく遠くへ、なんのこともだれのことも何も考えずに行きたい。
地元の治安に身を任せているため、自転車の鍵をつけっぱなしで駐車しているのだけど、先日、かけた記憶のない鍵が無くなっていた。うわ、盗まれたか。いや、鍵のみ？そんなことある？鍵人(かぎんちゅ)がいるな。困ったーこいつが壊れるのが先か私の手が壊れるのが先か、など思いながら数分立ち尽くしていたら、前カゴにぽつんと放り込まれた鍵を発見。え、めっちゃ優し〜人いるじゃん！盗まれないようにしてくれたんだありがと〜！って声出したけど、疲れで頭おかしくなってただけで、普通に鍵だけ外して前カゴに置くやつ何者なんだ。
電車で眠っている恋人の肩を、立っていた片方がトントンと膝に触れて起こした。反射的に頷いた男の人の眠気まなこ。やれやれと、ため息まで、なんだかよかった。
マックの十人十色スマイル怖い過ぎるな。ついに真顔のことも、それって見方を変えれば笑顔だからみたいなこと言い出してきた。真顔は真顔。悲しみは悲しみ。怒りは、燃料がないとやっていけない。
髪が腰元まである綺麗なお姉さんが電車の吊り革につかまっている。人間の中で一番燃えやすい部分はきっと髪の毛なんだろうなと思って、そう考えると、生きてて一番安全なのって坊主という見立てになるのか？
京急線の停車角度、プッシャー系のメダゲーに勝る鋭利さなのだけど事故かよ。
星を落とす、生で聞ける未来があるとは思っていなかった。完璧な楽曲ってこういうことを言うんかってハッとしたあのカーテン裏の寸劇が蘇る。バイオレンスをガーゼで包むようなそれは。
やりたいことがしっかりと伝わってくるサウンド！などとレビューされたくなさすぎる！
自分が一方的に誰のためでもない自己満足の話ばかりをし続けてしまうあの子には、帰り道、眠る前の時間、お風呂の中、なんてことをしてしまったんだといつも後悔してる。それと同じくらい、衝動でなく改めれば改めるほどあの子のことがずっと憎たらしくて、ずっと好き。手放せないのはどうして。
迷惑メールのタイトルが【キムタクコカインパーティー】だったので今日も一日頑張れる
なんかそういえば可愛い。髪色落ち着いたね。話聞くまで人なんて分からないから、後付けのことには変わらないのだけど。身振り手振りで話すその爪先のピンクを目で追う。好きな人の可愛い瞬間を垣間見れるのが嬉しくって可愛くって、笑ってしまう。誰がなんと言おうと君が愛らしいことは確かで、一瞬でも心が粗末に扱われるようなことがあれば、勝手に呪っちゃうよ。SNSと住所と出身校と現職の特定くらいしか出来ないけど何かできることがあったら言ってほしい。好きな人が楽しそうで嬉しそうな姿を見て、キャーだ。
根本的に畑が違う人間との会話には、肉だと思って食べていたものがそもそも相手の脳内には存在していない概念だったくらいの違いが、ある。
歩きたい。台風が過ぎたあとの街。一番現実味がなくて。作戦会議という建て付けの無駄話。
慢性的にずっと悲しいとさ。アハ、と笑むほかなし。
ずるいっていう感情持ってる人だよね。妬みが原動力になってるなら別だけど、いい加減疲れないか？とのご指摘を受けたので、確かに〜！他人を羨む暇があったら（弱火省エネ搾りカスの余生はさぞつまらんだろ温度のない素振りでも女の子は大好きで生活を生活として真っ当してる風な自分が1番に惚れてるからそれを否定されたら業火の如くカチ切れる癖に一番カッコつけてんのはてめえだよてめえ！もう一度いってみろコラカス！）あなたみたいに生きられるように努力しま〜すと言ったね。ああ、しっかりと括弧内の気持ちを胸の内で言った。ああ、言ったね。
やだ〜この駅過ぎたら終電なくてラブホGO!ON!の汁だく関係の男女見てた。どうやら片方は酩酊気味で、男が立ち上がった拍子にきらり光る薬指の手から携帯が落ちて、あーしの左足に直撃して、携帯を手渡してる間に電車のドアが閉まって、あ〜みたいな空気になって、足が、足が痛いんですよこちらも。
それは優しさではなく、自分に甘い人間ほど他人を許してるだけなのに。
ドアのことを会話の中でずっとドワと言っていて、限界を感じています。
起きたくないから眠りたくない。
たんぽぽの綿毛を吹かずにいられたら、ディズニーの暗めの乗り物内でチュウしなくなったら、そんなもんかな〜を、そんなものだろに出来る様になったら、大人になるとは。
会食の店に予約するために電話したはずが福岡の野球塾にかけてて、1分くらいアンジャッシュやった。野球塾ってなに？
寝癖が酷い人をすきになっているわけではなくて、好きになる人が寝癖ついたままの人ってだけで。
胸の内で言ったことだけが、その通りになるってこと。感謝されたくもないけれど、願ったり叶ったり。
多分、無償で好きで居続けてくれたの、祖母の家で飼ってた犬くらいだ。今でもたまに夢をみる。街の中で散歩しているパピヨン追って、調子悪いとまだたまに涙ポロンチョしたりして。人間の目をよく見るやつだったねきみは。聡明で美しくて優しくて、大好き。たまに会いにきてほしい。風になって撫でるよ。
あの人多分、エッセンの車に轢かれて死ぬわね。
酔っ払ってハーゲンダッツ2個食った後に、ローソンでおにぎりとクッキー買って帰り道で全部食べた。揚げ物選ばず飲んでたの全て無意味になり鬱、元気、鬱、SOSO、鬱、元気。全て欲を切るスイッチとか、キルスイッチ的なの、Kill Billの如し。
尻尾が存命してるパグとエンカウントしてラブの波動でくたばるかと思った。
知らんEDMをけたたましい音量で流してる車が横を通ったが、馬鹿のでかい音に合わせてらいおんハートの歌詞独唱してた。私の知らないSMAPが存在してる可能性がある。
知らん番号から電話かかってきてんな〜と思って後日調べたら、レソトからだった。南アフリカ。何がバレたのかな。死ぬ？
何も明かすな手渡すな。
あの人多分、エッセンの車に轢かれて死ぬわね。
